3月12日(日) 東京国際フォーラムにおきまして、AEAJ(公社 日本アロマ環境協会)主催
『第19回アロマテラピーシンポジウム
アロマでアンチエイジング
女性ホルモンの変化と不調に対するアプローチ』
という事で、講演が開催されました。

学びました内容と、皆様にお伝えしたい事、感想などをまとめましたので、是非ご覧になってみて下さいませ。
女性にとって大切な内容になると思います。

【講演 ①】
「女性のココロとカラダを支えるアロマテラピー ~女性医療の最前線から~」
・・・産婦人科医師  ココカラウィメンズクリニック 院長 伊藤加奈子 先生

【講演 ②】
「精油による更年期女性のホルモン分泌の変化」
・・・長崎大学大学院医歯薬学総合研究科神経機能学 教授 篠原一之 先生

【講演 ③】
「もっと強く、もっと豊かに、もっと美しく生きるためのアロマテラピーと女性ホルモン活用法」
・・・AEAJ理事 吉川千明 先生

AROMATHERAPY 精油2 HEARTY
女性は、ホルモンバランスの影響を敏感に受けやすいですよね。
女性ホルモンは、
卵胞(ランポウ)ホルモン=エストロゲン  と 
黄体(オウタイ)ホルモン=プロゲステロン があって、
これらは卵巣から出されます。
この女性ホルモンを「出しなさい!」と命令するホルモンは、脳の視床下部(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)、そして下垂体(卵胞刺激ホルモン、黄体化ホルモン)から出されます。

ところが、このホルモンコントロールセンターともいうべき「視床下部」はストレスに弱いんですね。ですから、何かあれば、ご本人の「ああ、ストレス感じちゃった・・」という自覚が無くても、生理がとんだり、止まったりしちゃいます
見えない心が形となって現れるのが、身体なんですね

お若い方は、指令系統も未熟ですから、乱れやすいです。PMS(月経前症候群)が強いですよね。逆に、若い時よりも生理痛や出血量がだんだん強くなってしまった、という場合はそのまま放置せずに、筋腫などの女性特有の疾患かもしれませんから、病院の受診をされた方がいいですね。

また、女性ホルモンが出される卵巣の寿命は50歳前後ですから、閉経も50歳前後、更年期という事です。
エストロゲンの分泌が減ると、脳から「もっと出しなさい!」というホルモンが出されます。でも、実際、卵巣からはエストロゲンは出なくなる、出ないからもっと出しなさいというホルモンが出される、このホルモンバランスの乱れが更年期の女性の状態です。特に何らかのストレスを抱えている女性には更年期の症状が強く出る傾向にあります

エストロゲンの作用について
「女性が女性らしくある為のホルモン」

・子宮内膜を厚くする
・膣粘膜や皮膚にハリ・潤いを持たせる
・おりものの分泌
・乳腺の発育
気分を明るくする
骨を丈夫にする
・コレステロールを下げる
血管を柔らかくして血圧を下げる
自律神経の働きの調整

ですから、エストロゲンの減少と共に懸念される事は、将来的に骨租鬆症を起こすリスクが高まったり、コレステロールが増加して血管壁が硬くなり血圧が上がるとどうなりますか、そういった成人病のリスクも高まりますよね。(コツソソウショウや本態性高血圧・高脂血症は、圧倒的に女性の罹患率が高い疾患だそうです)
病気になってからでは何かと大変ですね。「病気を未然に防ぐ生活習慣」が大切になってきます。

HEARTY セラピストが愛するアロマセラピーの特徴
アロマセラピートップ

 『嗅神経は、五感の中で唯一、大脳新皮質を経由せずに、ホルモン分泌を司る視床下部や、記憶を司る海馬、情動に作用する扁桃体に繋がっている』
・・・つまり、嗅覚からの刺激は、理屈抜きでダイレクトに視床下部に働いてくれる、という事です。

アロマセラピーの歴史が浅い日本ですが、最近は精油の薬理効果についての研究が日本でも進み、科学的にも証明されるようになってまいりました。「代替療法」として注目を集める様になっています。欧米の先進国でも、補完・代替医療の利用頻度が高まっているそうです。(当サロンで使用しています「ル・コントワール・アロマ」はフランスでは薬局で販売されています。ルコントワールアロマは種類が限られるので他は「プラナロム」、シトラス系精油は劣化が早いので「生活の木」の小瓶を使用しています。)

精油を用いたアロマセラピーは

認知症予防 (昼はローズマリー・カンファーとレモン。夜はラベンダーとオレンジ)
脳波のα波やP300を増大 (α波増大はラベンダー。P300増大はレモン)
自律神経のバランスを整える 
幸せホルモンオキシトシンの分泌 (⇒これは精油を用いなくてもマッサージなどの触れ合いによって分泌されます)
などの効果がある、という事をお伝えして参りましたが、

今回のセミナーで【講演 ②】の先生が実験・発表して下さいました内容
ある精油に限り、エストロゲンの分泌を増加させる、という事が明確に分かったそうです。

素晴らしいですね 更年期の女性に、心強い味方

女性ホルモンに関連する症状に効果的といわれている精油10種類を用いて実験(希釈された精油を2Ⅼ/分流量し、20分間暴露)された結果、
エストロゲン増加作用が認められた精油は3種類

皆様、何と思われますか
「クラリセージ」と思われる方、多いのでは??

NO.1は・・・ゼラニウム
ぜらにうむゼラニウムの愛らしいお花
ゼラニウムも種類が様々ですが、その中の「ニオイテンジクアオイ」・・・葉に香り成分を含みます。

【英名】Geranium
【学名】 Pelargonium graveolens (ぺラルゴニウム・グラべオレンス)
【科名】フウロソウ科
【抽出部位】葉
【抽出方法】水蒸気蒸留法
【主な有効成分】シトロネロール・ゲラニオール・リナロール・メントン

可愛いくないですかー
HEARTY セラピストのだ~い好きな精油です
この発表を聞きまして(やっぱり!!)と思いました。理屈ではなく、身体で感じていたのかもしれません(笑)
もちろん、HEARTY セラピストは精油は全て好きですが、特に好きな物はゼラニウム アレ?ワタクシ、エストロゲンの分泌が不足していたのかも((笑))

クラリセージは、「スクラレオール」という成分が女性ホルモン様作用をする、という事は有名で、アロマの勉強をされてる方は皆様ご存知と思います。でも、クラリセージの香りを吸入してもエストロゲンは増加しなかったみたいですね。
★植物自体が女性ホルモン様物質を持っている、という事と、
使用することで人間の体が自分自身でエストロゲンを分泌し始める、という事は、意味が違いますものね。

自身の身体がエストロゲンを作り出す、という事は、ホルモン療法にみられる「ネガテイブフィードバック作用」は起こりにくいという事だそうです。
★外部からホルモンを与えられると、身体は自分でホルモンを分泌する必要が無いと認識し更に作り出さなくなるという機構の事です。ホルモン療法を否定するのではなくて、あまりにも症状がお辛い場合は、信頼出来る医師と良く相談しながら治療される事も選択肢の一つですよね。

当サロンでは、プラナロムのゼラニウム・ブルボン精油を使用しています。ABマークが保証するオーガニック精油です。ホルモンは、ほんとーに微量でも、人間の体に大きく作用するものですから、それだけ繊細で微妙なものだからこそ、精油も良い物にこだわります。特に、お肌に直接入れていくものですので・・・

ご使用される場合は、もう簡単に、芳香浴や、あとお手持ちの化粧水にドロップしちゃうのは如何でしょうか? お顔の場合は0.5%以下に希釈して下さい。手作り化粧水の場合は0.5%(10mlに対して精油1滴)でも、市販の化粧水に入れる場合は、それ以下に希釈して下さい。

お顔イラスト


(注)合成香料は、アロマセラピーとしては使えません。購入する場合は、専門店で、天然100%の「精油(エッセンシャルオイル)」を購入される事をお勧め致します。出来ればオーガニックの物で!

NO.2は・・・ローズ・オットー
だますくう~ん、可愛いい
「ロサ・ダマスケナ」です。

【英名】Rose otto
【学名】 Rosa damascena (ロサ・ダマスケナ)
【科名】バラ科
【抽出部位】花
【抽出方法】水蒸気蒸留法
【主な有効成分】シトロネロール・ゲラニオール・フェニルエチルアルコール・ネロール・ダマスコン

オールドローズは基本4種(ガリカ・ダマスケナ・アルバ・センティフォリア)で、アブソリュート精油(溶剤抽出法)は、ダマスケナ(ダマスク)やセンティフォリアから抽出されます。センティフォリアよりもガリカ・ダマスクの方が、古いバラです。香りはアブソリュートの方が良いとされているみたいですが、セラピストさんたちは、溶剤を使用せずに抽出されたオットー精油の方を好まれるとか・・。

バラも、(やはり!!)と思いますよねー
香って、ただただ「ウットリ~」しますもの・・・。

ゼラニウムとバラって精油の相性バッチリです成分がゲラニオールとシトロネロール、同じなんですよね。
女性にとっては最強のコンビですね

バラ精油も当サロンはアブソリュートでは無いプラナロムのオーガニック精油となります。ローズ・オットー精油1滴にダマスクローズのお花約50個分なんて優雅な・・・バラはかなり高価な精油です。神様からの女性への贈り物ですね

No.3は・・・カモミール・ローマン
カモ・R かもみーる
カモミールは、ローマンとジャーマンがあります。見た目はほぼ同じですが、中央の黄色い部分が盛り上がって高さがある方が、ジャーマン(右)、花だけが香り、主にハーブティになりますが精油もあります。ローマンは主に精油に使われ、葉にも香り成分がある事が特徴です。見分けるには、葉を少し折ってみて香るかどうか、確認されたらいいかもですね。

【英名】Roman Chamomile
【学名】 Anthemis nobilis (アンテミス・ノビリス)
【科名】キク科
【抽出部位】花
【抽出方法】水蒸気蒸留法
【主な有効成分】アンゲリカ酸エステル類・カマズレン

カモミール・ローマンも、バラと同様レアバリュー精油で、かなりお高いです。香りは、よくリンゴの様な、といわれます。
カマズレンが入っていますので抗アレルギー作用もあります。
当サロンでは、ハーブティのご用意はありますが、カモミールの精油でのトリートメントは致しておりません。お値段の問題というより、なんと、HEARTY セラピスト自身がカモミール、身体がなんですね。気のせいかと思って、先日も有機化合物の塊の精油よりも穏やかな花のハーブティで試しましたが、でした(笑) (施術で、肺胞や鼻腔、手のひらの皮膚からも、セラピストも精油が取り込まれ、恩恵を受けておりますので、反応しちゃいます。)
・・・申し訳ございません・・・

ただ、カモミールの精油のご用意があるサロンさんは、少ないかも・・。



その他、今回の講演では、フェロモンのお話や、産婦人科の先生の女性特有の疾患についてのお話などがありました。

デュフューザー

でゆふーざー
少し前から、こちらのデュフューザーを使用しています。
精油の原液を入れると、気化してくれます。あっという間に6~20畳の範囲を香らせる事が可能で、一番奥の部屋に置いても、香りが玄関まで届きます。始めから、これを使えばよかった、と思いました(笑)

皆様も是非、精油を上手に取り入れて、豊かなライフスタイルをお送り下さい

日本橋~お茶の水・お買い物散歩

ブーランジェリー VIRON 丸の内店

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