AEAJ(公益社団法人 日本アロマ環境協会)主催
≪ アロマフェスタ 2016 ≫
今回は、セミナー②の「バラの香りの美学」を聞いてみたいな、と思って参加致しました。

セミナー②
「バラの香りの美学 ~野生種からモダンローズへ~」

資生堂の香料開発に長年従事され、「蓬田バラの香り研究所(株)」所長様であられる、蓬田勝之先生が講演されました。
Mr.ローズといわれた京成バラ園の所長様であられた故・鈴木先生に師事されたそうですね。・・・京成バラ園、訪問した事がありませんけど・・。

バラは、半開花時が一番良い香りがするそうです。
また、「バラは夜明けとともに香り立つ」というように、同じ一輪のバラでも、時間によって香りの強度が変化し、日の出の後、午前中の8時位が一番香り立つそうです。・・・バラは育てた事がまだ無いんです~。

バラの香りは大きく2系統に分類する事が出来るそうです。

①ダマスク系(ヨーロッパのバラ系統で、甘くゴージャスな香り)
②ティー系(中国のバラ系統で、紅茶に似た上品で優雅な香り)・・・モダンローズ(現代バラ)に多い香りだそうです。ティー系の代表は、「レディ・ヒリンドン」だそうです。⇒ティーを思わせるような黄色系のバラです。

だますく

①ロサ・ダマスセナ
精油の原料となる品種です。オールド・ローズ。下記写真の「ロサ・ガリカ」と「ロサ・フェニキア」が自然交雑して生まれたらしいですね。とっても可愛いお花ですね


「蓬田バラの香り研究所」のHPへ↓↓
バラの系譜
香りの系譜

ティー系の香りのKEY物質は、「ジメトキシメチルベンゼン」という物質で資生堂の研究室(蓬田先生を含む研究チーム)が世界で初めて発見し、「ティーローズエレメント」と命名されたそうです。
ラベンダーや、ベルガモットよりも鎮静効果が高いそう・・・。人はストレスがかかると、「コルチゾール」というホルモンが分泌されますが、この「ティーローズエレメント」を香ると、コルチゾールが減少したそうです。

皮膚のバリア機能は正常であれば、
「乾燥・酸化・紫外線・汚れ等」を防御してくれますが、「ストレス」によって、このお肌の皮膚バリア機能も弱まるそうです。
バラ精油は、そういった観点からも、女性を美しくしてくれる精油ですね。

「芳純」とか、「薫乃(かおるの)」(いづれも京成バラ園)を香りのよいバラとして、紹介されていました。
その他、平成の芳香品種として、
「桃香」「フレグラントヒル」「夢香」など、名前が上がっていました。

天然バラ精油といえば、殆んどが、ロサ・ダマスセナ(ダマスクローズ)になります。精油1滴=ダマスクローズのお花約50個分ですから、バラの精油が高価な事も納得です。1滴であっても香りは強く、作用も充分です。精油の抽出方法は、水蒸気蒸留法(オットー)と、溶剤抽出法(アブソリュート)の2種類あり、それによって香りも成分も違ってきます。

「ビーナスの誕生」の絵画
左側に風の神ゼフロスとその妻フローラが描かれていますが、そこにバラが散りばめられているそうです。そのバラは「ロサ・ガリカ」(古代バラ、バラの祖先) バラの香りがそこに存在する事を表現されたそう・・・ とっても素敵ですね 

ロサ・ガリカ

ロサ・ガリカ
オールド・ローズのガリカ・・・イチゴの花と似ていますよね。イチゴもバラ科。イチゴもビタミンCが豊富ですし、薔薇の実、ローズ・ヒップもビタミンCの宝庫です。・・・イチゴもローズヒップも大好き(そうそう、イチゴといえば、栃木県から新しい品種「スカイベリー」が出ましたが、皆様はもうお召し上がりになりました??)

今回講演して下さいました蓬田先生は、世界で初めて、バラの香りを7タイプに分類した香料分析のエキスパートだそうです
実際に、それぞれのバラを香る事が出来たらいいのですが、それが出来ませんので、講演の後、商品を取り寄せてみました。
サロンに置きますので、是非試香してお楽しみ下さいませ
当サロンでは、販売は致しませんので、ご購入ご希望の方は、蓬田先生の「バラの香り専門店  バラの香り研究所Collection」のサイトまで行かれてみて下さい。

下記写真、右から順番に
①ダマスク・クラシック  ・・・ピンク
②ダマスク・モダン   ・・・サーモンピンク
③ティー   ・・・黄色
④フルーティー   ・・・緑
⑤ブルー   ・・・青
⑥スパイシー   ・・・オレンジ
⑦ミルラ(アニス   )・・・紫
(⑧ブルガリアン・ローズ)   ・・・白
それぞれ、薔薇の香り成分が再現されています。(注)人工香料で、アロマセラピーとしては使用不可です。
yomogidakaori.jpg

これらの香りを組み合わせて、自分の好きなバラの香りを再現出来ますね ちなみに、HEARTY セラピストは、やっぱり、バラと言ったら、ダマスクローズの香りに慣れ親しんでいますから、①と②の濃厚系のブレンドが好きです

daihyouhinnshuu.jpg

それぞれの香り成分を沢山持つバラの代表品種(見づらくてスミマセン・・・)

本当にバラは、神様の、女性への贈り物の様な素晴らしいお花だと思います・・・。5月になったら、HEARTY セラピストも、去年は行く事が出来なかった熱海のアカオハーブ&ローズガーデンに是非伺いたいなっと思っております。

栃木県 カフェ 「めっつあ」 2回目の訪問

第18回 会員のつどい アロマフェスタ 2016

comment iconコメント ( 2 )

バラの香り

バラの香りのこと、詳しく勉強されたのですね。
私は、実際香りのするバラを育てているのに
系譜とか知りません(^_^;)
アロマはバラと深いつながりがあるのですね。
芳純と薫のも育てたことはあるのですが
枯らしてしまって、
また育ててみたいなって思ってます。
バラはやっぱり強香種がいいですね。

名前: keiko1203 [Edit] 2016-03-05 23:34

Re: バラの香り

keikoさん

今回のセミナーは、一般向けで、専門セミナーではないので、内容はそれ程詳細でも無かったのですが、バラの香り成分が7つに分類出来た事は知らなかったので・・・(笑) バラ精油と言ったら、ダマスクローズ(ロサ・ダマスセナ)、あとは、ロサ・シネンシスの古代バラなので・・・。
「芳純」も、「薫乃」も、育てられた経験がおありなんて、やっぱり、スゴイですねv-237実際のバラが分からないので、聞いていても、ピンと来ないんですよね・・・i-229

今年は、何か1種類育ててみようと思っていますが、その前に、バラ園に行こうと思っていますv-237楽しみです~i-175

名前: アロマサロン HEARTY [Edit] 2016-03-06 10:25

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